バラタマータ 母なる大地 チエンナイ編1
2012年 10月 15日
やがてチエンナイに到着頃雨が降り出し雷が鳴ってる。後ろの席で印度人達が騒いでる。まったく、子供だなあ、騒ぐなよと思いつつ、着陸(内心どきどきしてた)棚から手荷物下して乗務員の支持を待つんだけど、指示がないぞ。変だなと思いつつ、先走りのインド人が何人か出口まで行きだした。隣の外人観光客を見ると降りる気配なし。何がどうなってるんだと落ち着いて指示待ち、そのうち機内掃除のスタッフが乗り込んでお掃除。
次に乗客のチケットをチエック。そして、先ほど降りたような乗客が乗り込んできた。そして、アナウンス英語なのでよくわからないけど「マドライ」と聞こえたような。脳裡に浮かんだのは空港で事件発生かも。いやありえない。もっと英語勉強するべきだったと反省しつつ、そのうち飛び立って行きましたとさ。隣の外人さんに「なぜとんでるんだ」と聞くと「君の言ってることがわからない」との返事しかかえってこず。何がどうなってるのかわからずマドライ到着。そして、ここで全員降ります。訳わからないまま手荷物受取へ、荷物来ないねえ。そりゃそうです。僕の荷物はチェンナイだもん。体はマドライなのだ。そして、もう一人荷物が出てこないと言ってる印度人がいた。だんだん、頭がパニック。そして関係者の話を聞くと何とこの飛行機は2フライトするのだそうだ。じゃあ、デリー空港で見た案内ボードはなんだったんだ。デリーーチエンナイしかなかったぞ。それなら、デリーーチエンナイーマドライと書いとけです。と抗議したかったけど片言英語だもんなあ。だから、格安なんだと初めて納得。日本だとありえない話。乗務員も交代してないし。2フライトでの仕事大変だろ、それともこの仕事楽なの?。そして、関係者は「君のミスだよ、なぜ下りなかったんだ、寝てたの?次チエンナイ行きは9時半だからチケットを買って乗れ」「いくら」「4500ルピー」財布の中身を見るとたりまっせん。「ルピーがない、ドルじゃダメか」と聞くと「OK]の返事。100ドルをルピーに換金して、チケット購入。関係者からこんなこと言われた「一人旅か、友達いないのか、いなかったら旅をやめて日本に帰った方がいいよ」そして、その人は僕をエスコートしてゲートまで、仕事があるのにありがとうね。もっと英語勉強しとけばと猿でもする反省をした。無事再びチエンナイに戻れた。テロでなくてほっとした。飛行機に1日で2回乗ったのも初めてだし、長い夜だったなあ。写真は2階のホテルから撮ったチエンナイの朝の風景。6時半ごろです
こういう国って面白いよね。
わたしゃもうイイけど。(爆)
日本円にしたら1万円ちょいなんですよ。
そのことを知りあった日本人旅行者に話したら驚いてました。もう、ほんと面白すぎて今は笑えますが。もし、全員が降りてたら、格安のからくりを知らないまま降りてましたね。