バラタマータ 母なる大地13 バラナシ編

今度はゲストハウス近くにあるガート(沐浴場)につながる階段を下りる。この辺りは一人でガートに行こうとするとガンジャ(大麻)売りのやくざが寄ってきて、うっとうしく途中で戻った事があるし、階段付近にある広場に連れ込もうとするのだ。今日は誰も寄って来ないので良かったと思った。ガートに行くと子犬が親犬の乳を飲んでいた。微笑ましい雰囲気だ。チャイ屋があったので飲んでたら斜め向かいの階段に座りサドウ(ヒンデイの遊行僧、各地を放浪して修行する僧)が声を出して本を読んでいた。チャイ屋の親父が「ラーマーヤナ」を読んでるんだ」と教えてくれた。「ラーマーヤーナ」とはインド2大叙事詩のことでもう一つは「マハーバラタ」の事で神々の戦いの話である。御経のような声を聴いてたら、ガンジャ売りのやくざが「ガンジャ買わないか」とポケットから小さい袋を取りだし僕に見せた。100グラムで700ルピーだと言った。「高いね」「高くない、グッドクオリティだ、いくらなら買う」「いらない」「なぜだ」「嫌いだよ」ガートでゆっくりチャイを飲んでるのにしつこい奴だと思いながら、もう一杯頼んでタバコに火をつけ「100ルピーだったら買うよ」と言った「なぜだ、ノープロブレムな値段だぞ」「嫌いなんだよ」「なぜ嫌い、サドウも吸ってる、」ともう一人のサドウを指差した。目も鋭くなりはじめたので、やばいな、けしかけたのが悪かったかなとチャイを飲み欲し立った。「何処へ行く」「宿に戻るんだ」と歩きはじめてもしつこくついてくる。階段を上りはじめるとガンジャ売りのやくざが言った「階段を上るな、戻ってこい、ポリスがいるからこの先は俺は行けない」戻ってこい、その言葉がやけに耳についた
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by yaguchitenga | 2012-12-12 09:38 | 写真 | Comments(10)
Commented by tomiete3 at 2012-12-12 18:04
  偉大なる国、未知の国ですね。
Commented by yaguchitenga at 2012-12-12 21:11
tomiete3さん 
この未知なる国は僕らに色々なことを教えてくれます。偉大だけど、こんなろくでもない国をもう一度見たいですね。次がいつになるかわかりませんが
Commented by ninja2005y at 2012-12-12 22:21
>>ポリスがいるからこの先は俺は行けない

この下り・・・・・なんとなく笑えますね。
そのヤクザ、たにやんが買うとでも思ってたんでしょうかね?
Commented by a-ki_la at 2012-12-12 23:10
4枚目はゲストハウスの外観ですか?
そのひとつ上の写真の下の方はゴミなんですね。
ゴミや牛糞を避けながら...頭上には垂れさがってきそうな電線?
ひゃぁ混沌とした国ですね。
Commented by yaguchitenga at 2012-12-13 09:21
ninjaさん 多分ガンジャ吸いそうだと思ったんでしょうね。他で買い吸いましたが、ビールより高くて、それに品質が昔より落ちてましたね。後、昔に比べて取締りが厳しくなってるようです。それに、テロ警戒のためにポリスがあちこちにいて昔より売るのが大変なのでしょうね。買う気がないのに、ちゃかしたために、やくざの目が少し鋭くなったのには、ちょっと、びびりましたが、夜じゃないから大丈夫だと思いました。
Commented by yaguchitenga at 2012-12-13 09:30
a-ki laさん ゲストハウスの外観、違いますね。昔の藩王の出入り口だと思います。このあたり、かなり入り組んでいるので
解りづらいのですが、、。ここからゲストハウスに行けるのですが雰囲気が一人だと怖いですね。たまに行方不明者が出るようです
Commented by チャボ at 2012-12-13 13:11 x
たにやんさん、こんにちは。
いやぁ、生々しいやり取りで、写真見ながら推理したりしました。結末は・・・?
無事に切り抜けられたんですね。まぁ、その手の作法やらは心得ていなきゃ務まりませんよね。
しかし、質素なことはいいと思いますが、写真のようだとまるでスラム街とも見えますね。
Commented by risaya-827a at 2012-12-13 15:18
こんにちは^^
うわー あの髪の長いおじさんってインパクトがあるねー♪
ってか、あらら・・・
結末や如何に?
Commented by yaguchitenga at 2012-12-13 17:20
チャボさん いやあ、何も心得なんてないです。売人さんは他の街でも寄ってきたことがありましたが、ここは少しびびりました。
2度目の時はこの町で何回か、チンピラに付きまとわれ、これ、相当びびりましたが、でも、なんとか切り抜けました。スラムっぽく見えますが、全部由緒ある建物なんですが、手をいれないのでボロボロなのです。形あるものは壊れる、そんな考え方のようですね
Commented by yaguchitenga at 2012-12-13 17:25
risayaさん 日本でも70年代は見かけましたが最近は見ないですね。ロン毛のおじさんがインドを旅してる修行僧、サドウなのです。この町ではあまり見かけませんでしたが、2月頃何処かの聖地でお祭りがあるようで、そのときには裸のサドウがいっぱい集まって来ると聞きましたよ。結末は無事にゲストハウスに戻れました。
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