武蔵野紀行11
2016年 04月 17日
辿り着いた輪王寺、一般的に通称両大師と呼ばれている
去年、10月頃来た時に御車返しの桜がある事を知り
再訪したのだった。この桜はソメイヨシノが散る頃咲く
サトザクラの一種だそうでそれを見計らい来てみたのだが
今回、ソメイヨシノの開花が遅れ同じ時期に咲いたらしく
おまけに花散らしの雨のおかげで、ほとんどが散りかけていた
御車返しの桜は雨や風も恨む事無く豪気に咲いて
名前の由来通りアングルを変えて撮った
ソメイヨシノの開花が遅れなかったら見事だっただろうが
これも自然の成せる業だと思った
御車返しの桜の由来は後水尾天皇が京の寺で花見を終え
帰る途中に桜の美しさから牛車を引き返させ
ご覧になった事から付けられたそうだ
京都のいくつかの寺だけでなく鎌倉の極楽寺に
八重一重咲分桜と呼ばれて春に美しく咲く桜があるとの事
この桜は濃いピンクで一枝の中に八重一重の花が咲くのが
特徴だ
散りかけてはいても素晴らしい桜であることに
間違いはない
続く
濃いピンクのきれいな桜ですね
御車返しの桜は名前から察するとおり京都の桜ですね
鎌倉にもありますか